本会、英語標記の改編について

元々、会として、英語表記がきめられているわけではありません。HP担当者がトップページのタイトルデザイン上、英語表記もあった方が恰好がつくと思い、思いついた表記が以下の上記の標記でした。それを→で書かれたものに改編した理由、及び、なぜこうした英語表記を思いついたかについて記すことにします。

Civic Assembly of Ehime seeking for abolition of the Laws of (War) Security Alliance
→Civic Assembly of Ehime seeking for abolition of the Laws of Security (Military) Alliance

まず、安保法制の訳ですが、安全保障関連法なので、'the Laws of Security Alliance'が思い浮かべられました。Lawを複数にしたのは11もの法律が束ねられた法であることを念頭に置きました。さらに、それらが一体となって今回の法改定が行われた経緯を示す意味で、定冠詞を載せて、'the Laws'としました。安全保障に関しては、実質的に同盟関係(集団的安全保障)を示す必要があるので、'Security Alliance'が妥当と考えました。
そこに当初、あまり考えもなく(War)を冠する形にしていました。今回改編を思い立ったのは、この部分で集団的安全保障はいろいろな形が考えうるが、今回の改定の最大の趣旨は、これが、明確な軍事同盟に一歩踏み出したことにあり、それが通称、「戦争法」といわれる内実ではないかと考え、'Security Alliance'→'Military Alliance'への変質を強調するのが妥当との結論に達しました。 それで名目的な'Security Alliance'に実質的な意味を( )で付加する形を考えました。これが、'Security (Military) Alliance'となった理由です。

一方、「愛媛の会」をどう表現するかで、一番考えさせられたのは「会」をどう表現するかでした。念頭には
'Gathering, Assembly, Council'等が思い浮かんだのですが、中間的表現として'Assembly'を取りました、問題は、それだけでは、どんな会かよくわからないので、この会が本来持っている趣旨が英訳では表現された方が良いと考えました。そうすると'Assembly'につける形容として、誰が担うものか、に注目し、市民を表わす'civil'が思い浮かべられます。しかし、この会は、単に社会活動を行うにとどまらず、市民レベルから積極的に政治的主張をあげ、公論を形成することに寄与するという性格を明確に示す必要があります。そうすると、市民的公共性に関与する意味合いで市民を考えると、'civic'という形容がよりふさわしいのではないか、と思いいたりました。もっとも、この点は最初に名称決定するときに考えたことなので、最初の標記から受け継がれています。

その他、より簡潔度を目指すなら、'seeking for abolition of'は'against'一語に置き換えることも考えられますが、今のところ、行動目標をより明確に示すということで「廃止を目指す」ところを明記する表現にしてあります。より完成度を高めるため、閲覧された方でご提案があれば、検討したいと思いますので、いろいろ意見を出していただけると助かります。(M.,T)

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